燦燦

婚活パーティーの現状に密着 盛り上がるのはやはり趣味の話

中高年の婚活パーティ、楽しそうだミァ! 好きな漢字を一字書き、その漢字を選んだ理由とプロフィルを語る自己紹介、10分と10分ずつと十分時間をとったトークタイム。趣味の話で盛り上がるなんて素敵だミァ~!


婚活パーティーの現状に密着 盛り上がるのはやはり趣味の話

女優の吉行和子(78)主演の婚活映画「燦燦-さんさん-」(16日公開、外山文治監督)の試写会で6日、リアル中高年婚活パーティーが開催された。婚活の現状に密着した。

会場は、ホテル椿山荘東京のウィステリアルーム。一般公募で集まった女性45歳以上、男性50歳以上、平均年齢59歳の男女26人が参加した。男性陣はスーツ姿、女性陣はスーツやワンピースにスカーフやアクセサリーで華やかに着飾っている。

始まりは、参加者全員でホテルの和風庭園の散策。緊張をほぐした後、自己紹介タイム。全員に色紙が配られ、そこに好きな漢字を一字書き、その漢字を選んだ理由とプロフィルを語るというもの。

色紙に「桜」と書いた女性は、「一緒に桜の木の下を歩ける人を探しに来ました」と参加の動機を語る。また、泌尿器科の医師は「誠」の字をしたため、「患者 や女性にも誠意を持って接しています」と自己アピール。さらに、スーパー店員の男性は、「酒」と書き、「好きな漢字を書けと言われましたが、うっかり好き なものを書いてしまいました」と笑いを誘い、女性陣に大いにアピールした。

その後は、10分ごとに席を入れ替えてのトークタイム。「どんなお仕事をされているんですか」「どんな夢をお持ちなんですか」「ご両親と一緒にお住まいなんですか」「男性ってやっぱり若い娘が好きですよね」など、仕事や家族、恋愛など、思い思いのテーマで会話が弾む。

とりわけ盛り上がったのは、やはり趣味の話。旅行や料理、アウトドアなど、趣味ともなれば、話題に事欠かない。「実は、私もそこへ行ったことあるんですよ」などと、旅行の話で盛り上がり、制限時間10分を過ぎても同じ相手と話し込むカップルの姿もあった。

婚活パーティーは、いろいろな相手と気軽に話し、その上で気に入った相手にアプローチできるのが大きな魅力。これが結婚情報サービスなどで相手を紹介されての一対一のデートともなれば、デートプランから始まって、何を話そうかとあれこれ頭を悩ませることになる。

トークタイムの後は、参加者全員に気に入った相手の番号を紙に書いてもらい、カップル発表。くだんの旅行の話で盛り上がっていた2人が晴れてカップルとなった。

参加した50代男性は、「気に入った女性がいたんですが、残念ながらカップルにはなれませんでした。それでも、いろいろな女性と話せましたし、楽しかった ですね。まずは女性との出会いを増やすためにも、こうしたパーティーに積極的に参加してみようと思います」と楽しげに話し、会場を後にした。(葛西由恵)

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